京つう

車/バイク  |滋賀県

新規登録ログインヘルプ


2008年01月26日

『TL125 "K1"』 北米版カタログ

輸出向けのみに生産販売された"K1"モデル。

といっても、欧州・オセアニア方面には無く、北米だけに生息するモデルである。

だから、向こうでは珍しくもない"K1"だが、TLの故郷日本からすると幻の"K1"なのである。

販売年月に関する詳細情報は持っていないが、

"K0"が1973年式であるのに続いて、1974年式として販売をされていたようである。

『TL125 K1』 北米版カタログ


カタログのページ構成は、"K0"と同じように四つ折りになっていて、

広げるとガレ場でのライディングシーンがいっぱいに引き伸ばされて印刷され、

表紙では渓流での休息のひと時を見せてくれている。

トライアルというモータースポーツは、ヨーロッパ・イギリスで生まれた。

アメリカではまだまだメジャーではないそのスポーツと、

このTL125というバイクの楽しみ方を、提案してくれているのである。

『TL125 K1』 北米版カタログ


"K1"モデルの特徴(K0からの変更点)としては、

カラー設定は「キャンディーサファイアブルー」の1色のラインナップである。

フレームも、このモデルからブラックになる。

また、フューエルタンクのHONDAウィングマークが、

通常良く見られるイエローウィングに大字の"HONDA"ロゴのものに変わった。

しかし、ピンストライプはキャンディーサファイアブルーのままで、K0のそれを踏襲している。

そして、サイドカバーのエンブレムは、文字はTL125で変わりはないが、

書体が、K0の縦に長く横に短い"長体"であったものから、縦に短く横に長い"平体"になる。

この平体ロゴは、最後の"S"モデルまで使われる。

『TL125 K1』 北米版カタログ

『TL125 K1』 北米版カタログ2006年11月24日
『サイドカバーエンブレムとタンクマーク』

の記事を参照して下さい。



結局、K0からK1への変更点は、見た目のカラーリング・ロゴデザインのみ変更で、

機能的な部分での見直しや、パーツ形状の変更などはなかったが、

総生産台数10300台のK1が送り出されたのである。

当時、日本国内では(RSCからじゃなくHONDAからだったと思う)、145ccへのボアアップキットが

販売されていたが、70年代前半のトライアルでは、充分な戦闘能力だったのだろう。



同じカテゴリー(カタログ・リーフレットの愉しみ)の記事画像
『TL125J Fieldtripper 』 カタログ
『TL125H Rothmans 』 カタログ
TL170/200・XL170/200キット説明書
『TLR200/TL125D Pegasus』カタログ
『TL125
『RSC RS200TS』カタログ
同じカテゴリー(カタログ・リーフレットの愉しみ)の記事
 『TL125J Fieldtripper 』 カタログ (2009-12-09 00:16)
 『TL125H Rothmans 』 カタログ (2009-12-06 23:50)
 TL170/200・XL170/200キット説明書 (2009-01-04 05:37)
 『TLR200/TL125D Pegasus』カタログ (2009-01-03 19:00)
 『TL125 "K1"』 北米版カタログ② (2008-12-19 23:54)
 『RSC RS200TS』カタログ (2008-12-19 12:00)

この記事へのコメント
 以前、下記URLのネットのサイトにフランス語で書かれていたK1をみたことがありましたが、takaさんの公表でK1の車体が確実になりました。
幻のK1のカタログを見せて頂きありがとうございました。
 下記のK1は、ホンダウイングがK0でなく、K2タイプであったのでいまいち確信できませんでした。

http://tl.125.free.fr/Historique%20des%20Modeles.htm
Posted by テトラ at 2008年01月26日 13:30
takaさん今晩は、
k1見せていただきありがとうございました。
0の次が、何でk2なのか、ず~っと気になってましたが、やっぱりあったんですね。もやが晴れた気分です。

K1って、見れば見るほど、関東の、Yちゃんのバイアルスに見えてくるのは、私だけでしょうか?あのタンク、オリジナルなんだそうですよ。ラインを黒くすると、そっくりでしょ。ねっ。
Posted by 栃木犬 at 2008年01月27日 00:46
takaさん、ご紹介いただいたカタログにしっかりとK1の文字が印刷されていますね。
今回のカタログシリーズは、私を含め、日本中にTLフリークにとって素晴らしい資料集になったと思います。
心よりお礼を申し上げます、ありがとうございました。
Posted by おじ太郎 at 2008年01月27日 01:24
テトラさん、このフランスのサイトは以前からも詳しい情報を見せてくれている楽しい内容です。
フランスには熱烈なHONDA TLのファンクラブがあるようで、
イーハやTL125D/Jも、フランスでは販売されていたようです。
なぜフランスが飛びぬけて熱いのかは不明ですが。

ところで、余談ですが、
そのサイトのINDEX TOPページのタンクウイングマーク五つ並んでる画像の、
実は、その内の左4つは私の「HONDA TL125 バイアルス イーハトーブ グラフィック」から拝借されてるものの様で、
ちょっとビックリ、ちょっと嬉しい…でも本当にシビアなこと言うとダメなんでしょうね。
『TL125・パーツの虫干し 2006.02.26』から3点(K0緑・K2緑・S緑)、
『桃・溝の両氏が来訪 2003.09.21』から1点(K0赤)。
最初見たとき、何か見覚えがある画像やなと思っていたら、
よーく見ると、真ん中の「パイングリーンのk2タンク」の背景に、
私のK0とイーハ改のテールが見えてるんですね。

でも私としては、現状レベルならいいかな・・・と。
商用じゃなく、本当にTLの好きなTLファンサイトですからね。
Posted by TakaTaka at 2008年01月27日 13:22
栃木犬さん、
私もK1の存在を知ったときは、まさに"あは体験"でした。
やっぱりそういうことか!って感じでした。
K0があって、次がK2って、何故か?何故か?ずーっと考えていましたからね。
でもそうなんですよ。
よっちゃんのBIALSを見たとき、おぉ~幻のK1じゃん!って思いましたから。
よっちゃんが海外からタンクを入手されたんだと思っていたら、
自前ペイントってことでした。
あのよっちゃんタンクは、伊豆の青い海・青い空にはぴったりのカラーリングですね。
Posted by TakaTaka at 2008年01月27日 13:48
おじ太郎さん
こうやって順番に上げていくと、自分でも楽しくなってきて、
いいもんですね。
本当は、これをホームページでやろうと思っていたんですが、
更新が大変なので、BLOGで正解ですね。
Posted by TakaTaka at 2008年01月27日 14:00
こんにちは、gotoです。
今週末に、奈良の桜井市までTL250を引き取りに行ってきます。
軽トラがあれば一番良かったのですが、借りるお金も無いので自分の車で取りに行く事にしました。車種は日産ルキノS-RVで、小型のワゴン車と言ったところです。この車にTL250をバラして車内とルーフに乗せて帰ろうと思っています。このバイクをバラスのに必要なレンチのサイズや工具が分かれば用意してもっていこうと思うのですが、もしこれだけは絶対必要と思われる工具があれば教えて下さい。ちなみに、いっぱしの工具は所有していません(涙)
よろしくお願いします。
(TLM50やTL50のリアを外すくらいの工具はあります)
Posted by goto at 2008年01月29日 02:17
gotoさん 
フロントとリヤホイルフェンダーとハンドルを外せばTLはミニクーパーにも乗ります。
timoさん ご覧になってますか~。
Posted by よっちゃん at 2008年01月29日 02:18
よっちゃんさんありがとうございました~。
頑張ってフロントとリヤろはずしてもって帰ってきます!
Posted by goto at 2008年01月29日 02:19
gotoさん、よっちゃん、取りあえず削除・修正しときました。
さてgotoさん、
やっぱり、フロント・リアのホイールとリアフェンダーも外すことになりそうですね。
ということなら、通常必要なソケットレンチかネガネレンチで、
サイズは12/10/8mmの3サイズは用意して、
ホイルのアクスルナットが19mmが必要です。
あと、プラスドライバーと、プライアかラジオペンチがあれば大丈夫でしょう。
あと、タンクがアルミなので、はずした方がいい場合もあると思います。
Posted by TakaTaka at 2008年01月29日 03:19
takaさんありがとうございます。
錆び付きでナットが緩まなければと心配ですが、意地でもバラして持って帰ってきます!あと○○オクで、持ち主の判明している書類なしXL250が出てますが、これは買いでしょうか?再登録でTL250バイアルス化は無謀でしょうか?(可能だとしても、急な出費になるので今回は見送ると思いますが・・・)
Posted by goto at 2008年01月29日 08:58
>gotoさん
書類なしXL250は買わないほうがいいですよ。
原付2種みたいに簡単に書類は再発行なんてできないですから、
部品取りにはなったとしても、ナンバーは取れないです。

それから、TL250とXL250Kのフレーム形状はの違いですが、残念ながら詳細知らないです。
実は、XLのフレームを詳しく見たことがないのです。
おそらく、エンジンを抱えている部分は同じでしょうが、
シートパイプから後は違うんじゃないでしょうか。
スイングアームも違うと思います。

追伸 サービスマニュアル・パーツリストは持っているので、
PDFとかのデータではないですが、また準備して差し上げますね。
Posted by TakaTaka at 2008年01月29日 21:27
アドバイスありがとうございます。
購入はやめておきます。
今回手に入れたTL250はコンペシートが付いているくらいで、すべて揃っている感じなので、まずは走るようにしっかりレストアに励みます!
サービスマニュアルは、先日落札いたしました。
いろいろとお伺いすると思いますが、どうぞよろしくお願いします。
ぜひ一度、takaさんのTL250も見せて下さい。(ブログUP希望!)
ありがとうございました!
Posted by goto at 2008年01月30日 08:53
コンペシートって、どんなのが付いてるんですか?
ちょっと見たいですね。あまり聞いたことがないので、
珍しいパーツがついてるかも…
Posted by taka at 2008年01月30日 13:34
まだ手元にないので、皆様にはご連絡していませんが、一応昨日よりTL250のブログを新たに開設しました。こちらに先方さんの撮影された写真を公開しています。
ヘッドライトもついているようです。
Posted by goto at 2008年01月30日 15:40
早速『TL250バイアルス!』拝見しました。
早く来て欲しいですね。
少々のサビは磨けばOK。
コイツのウィークポイントは、ヘッドのカム軸受け部の偏磨耗。
それから、オフセットのリアスプロケが入手しにくいです。
最悪、海外からなら、社外品でまだまだ出ますが。
Posted by TakaTaka at 2008年01月30日 16:23
やっぱり海外になりますか~(涙)
なになに!がんばって磨きます!
Posted by goto at 2008年01月30日 17:13
goto さん
海外で思い出しましたが海外経由なら簡単に書類が出来るんですよね!
輸入車として税関で新規書類を作り新規登録でするのです。
コンペ車と言ってもなんらかのフレームナンバーが刻印されているとおもわれますので それを車体番号で登録すれば良いのです。
海外で入手したバイクは日本の書類なんて無いですからね、でも日本国内を走ってますよね、皆こうして登録しているんですよ。
・・・・でも費用がね~・・・・・。
実際に車体を海外経由させなければいけないのか事務処理で済むかはわかりません。
Posted by よっちゃん at 2008年02月03日 11:53
そうみたいですね、一度国外に出してから輸入する代行業者を昨日みつけました。250cc以下だと、約8万円くらいかかる感じです。自分でやってみたら?と思って簡単に調べましたところ、物を(フレームだけで良い感じ)海外に出して戻すだけでも3~4万円くらいは十分にかかりそうな感じです。これは海外宅配便の場合なので、もっと調べてば安い方法があると思いますが。もう一つ考えたのは、海外へ旅行する知人にお願いする方法!旅行先についたら、すぐに送り返してもらう!日本の税関で私が引き取って手続き!なんて考えてもみました。ともかく、今日届いたサービスマニュアルを確認すると、XLとTLではフレーム形状がやっぱり違う感じでした。ゆっくり考えて、お金があれば業者にお願いしてみようかなって考えています。ちなみに私がみつけた業者のサイトです。
http://hpo-japan.com/import.htm
Posted by goto at 2008年02月03日 12:27
goto さん
もっと姑息な手段が・・・・・
まず、軽二輪の書類付き車両を用意(二度と登録できなくなります)します。
 
できればホンダ車で126~249CCまでのオフロード車がよいです。
そして、TL250をフレームだけにバラし用意した車両と共に所轄の
陸運事務所に持ち込み 『このバイクのフレームが曲がってしまったので部品として用意した この(TL250用)フレームに交換したいので新フレームへのナンバー移設をお願いしたい』と申し出るのです。
するとTL250のフレームナンバーがサンダーなどで削除され
持ち込んだ車両のフレームナンバーがTLフレームに打刻されます。
そして、TL250は持ち込んだ車両として世に出るのです。
実際、事故などでフレームが逝ってしまったバイクを再生する際、新品フレームに交換の場合はこうします。
新品の無い旧車の場合は中古フレームを打刻書き換えます。
Posted by よっちゃん at 2008年02月03日 13:13
それは、手っ取り早いですね(驚)
来月に友達が台湾に旅行に行くので、手荷物で持ち込んでもらって、着いたらその場から送り返してもらうなんてことを練っていたりしてますが・・。
う~ん、よっちゃんさんの方法も魅力ありますね!
検討してみます!
Posted by goto at 2008年02月03日 21:54
よっちゃん、 gotoさん、
僕もこのあたり興味ありますね。
250をナンバー付けて乗れるようになればいいなと思っている一人です。
実は、250の新品フレーム(刻印なし)を持っているのですが、
よっちゃんの方法(ナンバー移設)は、書類だけでは無理なんでしょうか。
Posted by Taka at 2008年02月03日 23:07
ご存知のとおり私は長男のヤマハSDR200のフレーム交換をしました。
登録済みのSDRのフレームですが新品はすでにメーカー欠品で出ません、あったとしてもかなり高価です。
そこで中古フレームの使用となります。
今回は書類付きのフレームを入手しましたので曲がったフレーム(車体)を
抹消登録して交換したフレームで新規登録しますが
書類の無いフレームを使用する場合は新品が手に入らない旨、伝えれば
その場で削除、打刻してくれるそうです(聞いた話で陸運事務所に確認はしていませんが)。
書類だけでは無理だと思います、所有者が削除を怠れば同じナンバーのフレームが2台存在してしまうからです。
騙すと言ったら語弊がありますが、あくまでも書類付きの車両を中古フレームを使って再生するのだと陸運事務所の方に『思って頂く』必要が有ります、
その辺がテクと言えばテクです。
それにしてもブログだから書けるネタですね!
掲示板じゃぁ書けませんね!!
バイアルス250のフレームにMD9×××なんてね!!
Posted by よっちゃん at 2008年02月03日 23:31
よっちゃん、早速ありがとさんです!
250は重戦車と呼ばれて短命に終わったトライアラーでしたけど、
エディルジャーンのRTL360の曽祖父?位ですから、
なんとも可愛いやつなんです。
頑張ってみます。
アドバイスありがとうございます。

追伸:ブログだからかけるネタ、失礼しました。
以前はこんなのも書けるBBSでしたが、
沢山の人が集まると、趣味では通らなくなってきますからね。
Posted by Taka at 2008年02月03日 23:50
持ち込む場合、フレームを曲げておいたほうがいいんでしょうか?
ヤフオ○でさっそく探してみます!
Posted by goto at 2008年02月04日 09:29
先に陸事に確認しておいたほうがよろしいと思いますよ、
購入は確認が取れてからでも遅くないですから。
フレームは見た目は判らないけど乗ると微妙に捩れるとでも言えばよいでしょう。
gotoさんの演技力が結果を左右しますね、
Posted by よっちゃん at 2008年02月04日 19:47
演技力ですね!
大学を卒業して3年間、東映の撮影所で働いていましたから、いよいよ本領発揮ですね(笑)
ありがとうございます。じっくりと煮詰めてから行動に移します!!
Posted by goto at 2008年02月05日 00:33
演技力>
フレームが共通なら別だけど、形式認定の絡みもあるので違えばアル意味において虚偽申請になるのでは?
書類無しでも譲渡証ぐらいは書いてもらい、理由書か顛末書?を作成・・当時のカタログなどを添えて熱意と誠意を持って交渉するってのはどうでしょう。
最悪な事柄が起こった場合、自賠責がおりなければ不味いです・・BBS・ブログにしろ、ネット上で公開しているってことは、不特定多数の方が見るってことです:P

15年くらいまえ私も国内レーサーを海外にだして逆輸入し登録しようかとか、あちらで買って船便で送ろうなどと目論んだことがありますが、国によっては輸入車は関税?100%のところも有り、国内で逆車を買ったほうが安上がりとわかりました。
最近では、国内レーサーも送らずとも『技』を使って登録してくれる業者もありますね-登録証に『外』ってつくのかな? 今はつかないの??
なんか個人で国内RTLを登録されてる方もネットでは折られるようです。
Posted by 救難太郎@辞書系ツアラー at 2008年02月10日 00:45
救難太郎さん始めまして、gotoです。
私もここ数日、方々(ネット)に顔を出して聞いて回っているのですが、おっしゃる通り自賠責の問題が出てきます。このTL250のレストアも時間がかかりそうですし、まずは軽自動車協会へ足を運んでみようかと思っています。
ただ今回の一件で、私の気持ちの中で湧き出した「脱50cc!」の欲求をどうやって収めようかと悩んでおります(笑)。
市販レーサーの登録はやっぱり難しいですね。
調べていると面白いサイトも見つけました。NSR50のフレームに250ccのエンジンを載せて正規の登録を取ったと言うものです。
皆さんに「頑張ります」と言ってはいますが、心が折れそうな険しさを痛感です。
Posted by goto at 2008年02月10日 01:29
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

携帯アクセス解析