ihatovo コンペシート
※このシートをデッドストック状態で入手する際に注意したいのは、
シート固定用の穴を保護するワッシャーが2個付属しているかです。
このワッシャーがないと、FRP製の取りつけ穴部分が、簡単に割れてしまいます。
ワッシャーの形状も、ただの平ワッシャーではなくて、
穴の内側までカバーするように、凸形状を成しているのです。
1981年4月にイーハトーブが登場して、多くのチューニングパーツが発売されました。
やはり、高嶺の花といえば、HONDA RSCからのチューニングパーツたち。
全て組み込むとRS170Tになるという代物。まさに、昔の「Yパーツ」ですね。
そのほか、多くのチューニングパーツが各ショップから一斉にラインナップしました。
その中でも多くのパーツを供給していたのが、
関西では近藤さんとこの「CYCLE WORLD」や加藤さんとこの「KATOライダースサロン」であり、
関東では「ホンダショップ和光」が一番印象に残っています。
170cc・200ccへの排気量UPキット、スタビライザー、アルミフューエルタンクキット、
チェーンテンショナー、などなど。
当時、欲しくても手が出なかった魅惑のパーツ群です。
そのチューニングパーツの一つに、このコンペシートもありました。
色は、このホワイトと、もう1色シルバーがあったように記憶しています。
余談ですが、イーハトーブの純正シートは、バイアルスのシートよりも部厚くなって、
尻痛の解消を図ろうとしています。
トライアルよりもトレッキングバイクとしての性格を前面に出したイーハトーブの場合、
着座姿勢でのライディングが中心になるので、少しでも尻痛の解消になればと、
シート部分のマイナーチェンジがなされたのでしょう。
しかし、ロングツーリングの際には苦痛の解消とまではいきませんでしたね。
あの痛さは、ロングツーでの疲れからくる睡魔を吹き飛ばしてくれるのに、
ちょうど良かったかもしれませんが。。。
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